一般」カテゴリーアーカイブ

日本経済の再興について

日本経済の再興について、コーポレート・ガバナンスの充実など、さまざま施策が図られています。

しかし、個人的には、どれもピンときません。もちろん、定石どおりの戦略だとは思いますが、政府が主導しているのが、胡散臭いと感じてしまいます。

成長戦略は、民間主導で、行っていくべきもので、そのためには、アイデアや、チャレンジや、意思決定の早さが必要です。これらは、すべて、政府には欠けているものです。

シリコンバレーが日本になければ、これから創っていけばいいですし、すでに、京都のように、高付加価値の企業が揃っている地区はあります。

ただ、日本経済の再興のためには、スケールの大きいビジネスを行う新しい企業が、増えていく必要があります。いつまでも、トヨタ1強であってはいけません。

トヨタは、自動車をつくって、売っている企業にすぎません。トヨタは、それを世界中のどの企業より、真摯に取り組み、今の地位を築きました。

自動車以外の分野で、トヨタを凌ぐ会社が出てきても、おかしくないはずです。

世界を市場として、世界中のユーザーの心を掴む、商品・サービスを出し続けていくことでしか、日本経済の再興はありません。


リーダーシップについて

ここに来て、安倍政権の支持率が、大きく低下しています。これは、安保法案だけの理由ではないでしょう。

私には、潮時が来ているように感じてしまいます。

だからと言って、安倍総理を批判する気は、毛頭ありません。首相の仕事は、我々のような凡人には、到底務まらない、心身ともに、国家に捧げる大事業です。ただ、首相と言えども、一人の人間であり、どんな仕事でもパーフェクトにこなせる訳がないからです。

ですので、よい後継者に引き継いでゆくのも、リーダーの重要な役割となります。このあたりは、企業経営者にも、同じことが言えます。

では、次世代のリーダーは、どのような人物であるべきかということになります。

私は、日本のリーダーは、もっと創造性が必要だと感じています。また、世界全体を具体的に良くしていく、明確なビジョンを持っていることが必要です。そのような人であれば、国際社会からも、一目置かれ、その意見も尊重されるからです。

軍事力だけがパワーではないはずです。きれいごとかも知れませんが、ペンは、剣より強いというもの、真実です。

日本から、より良いリーダーが多く、出現することを期待しています。