アダム・スミスの「国富論」は、経済学の不朽の名著として、現代においても高く評価されています。
国富論は、1776年に刊行されており、明治維新のおよそ100年前に、このような理論が打ち出されていることは、ただ、驚くばかりです。
欧米との100年の差は、縮まったものの、金融、会計、経営コンサルティングなどの世界は、未だに欧米主導であり、まだまだ、追いつくには、至っていません。
日本人から、まだ、ノーベル経済学賞が、出ていないことも、そのことを象徴しています。
これらの産業が、欧米を超えることも、日本経済の再興のためには、必須であると思います。
外資系・・・の仕事術のような本が、書店に並ぶようではいけないのです。
そのためには、まず、経済、金融のリテラシーを高める教育が必要であると、私は考えています。
中学校、高等学校で、これらを実学として学ぶことは、非常に有益だと思います。
結果として、国民と国がより豊かになること、これは、国富論でアダム・スミスが伝えたかったことではないでしょうか。