ウルトラ・ニッチ戦略

零細中小企業が生き残っていくためには、自社の得意分野に集中して、そこで、いい商品・サービスを世に出し、勝負していくことになります。

この「自分の得意分野」を見つけていくのが、なかなか大変なことです。

もちろん、どの会社であれ、個人であれ、得意なことの一つや、二つはあるはずですが、もうすでに、多くの人たちが行っていて、競争に勝つのが難しかったり、斜陽産業で、ニーズが乏しかったり、何か突き抜けるものがない、など、商品・サービスを絞れと言われても、何をどうやっていいのかわからず、悩んでいる会社は、多くあります。

それを打開するには、やはり、超がつくほど、ニッチなことにのめり込んで、その分野で、世界一になれるほどのものを、提供していくしかありません。

すぐにでも、人に自慢したくなるような、商品・サービスは、好きなことに本当にのめり込むことで、創り出されます。

それが、今まで、世に出たことのない新鮮な商品・サービスであれば、きっと、自社の宝になるはずです。

ましてや、起業したばかりで、実績も、経験も乏しい会社であれば、なおさら、ニッチな市場を、まず、創り出していくことなります。

当初は、ちっぽけな市場が、気がついた時には、メイン・ストリームとなっていることこそが、起業で、成功する醍醐味でもあります。

まずは、ウルトラ・ニッチでいきましょう。

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