人として

私は、人と話すことが好きです。特に話好きという訳でもないですし、口数も少ない方ですが、人と話すことが大好きです。

人それぞれのストーリー

人と話すことが好きな理由は、人それぞれのストーリーを知ることができることが一番です。ビジネスライクな話をしているだけでは、相手の人生のストーリーは見えて来ませんが、飲み会の席など、ざっくばらんな話をしている時に、そのような話を触れることが、多々あります。人それぞれには色々な人生経験があり、それはもしかしたら、自分自身にも起こり得たことでもあるので、話を聞いていくことで、どんどん共感が生まれます。

良きリスナーであること

その人をストーリーに触れるには、まずは、人の話を聞くことが必要です。人の話を聞き、共感することで、もっと多くのストーリーに触れることができ、また、相手にも自分自身のストーリーに対して、共感を持ってもらうことができます。そうしたことで、相手との信頼関係も築かれていきます。

会議での心得

これは、飲み会のような席だけでなく、ビジネスにおける会議の場でも同様で、会議や仕事の場では、ひたすら自分自身の意見や、知識について、発言するのみで、他の人の意見など、まるで興味のないような人がいますが、やはり、人の意見を聞くことで、自分の意見も聞いてもらうことができ、建設的な会議になり得るのです。

信頼関係は、コミュニケーションの礎

このように信頼関係は、人の話を聞くことから始まり、それによって信頼関係が築かれ、ビジネスも良好に機能します。「人を動かす」という有名なベストセラーのビジネス書にも、似たようなことが書かれていますが、人の話を聞くということは、相手に対して興味を抱き、敬意を払っていることの表れであり、逆に人の話を聞かないということは、相手を軽視し、無視していることになります。

したがって、聞くという技術は、話す技術よりも、さらに重要であり、日常生活だけでなく、ビジネスの世界においても、大切なスキルとなります。